手順を詳しく知る
催事補充の締切を決める:売場へ届く時刻から逆算する
在庫が少ないという連絡を、何時までに何が確定すれば届くかという判断へ変えます。売場で販売できる時点まで追います。
こんな方に会期中の補充を決める担当者と出荷担当者
このページでできること最終販売に間に合う補充かを判断し、確定した案内を売場へ渡す。
届くまでの時間を、作業ごとに分ける
補充には、売場からの連絡、出荷判断、商品の確保、梱包、集荷、輸送、施設の荷受け、検品が含まれます。配送日数だけを見て「明日には売れる」と考えると、荷受け枠や準備時間が抜けます。実際の担当者を並べ、どの作業がどの回答を待つかを整理してください。
J-Net21の仕入解説では納品までの期間と納品場所などを確認する考え方が示されています。ここではその前提を短期催事へ当てはめ、会期の終了から逆に、販売に使える最後の受取機会を確認します。運送会社や施設の締切を、記事中の一律の時刻で置き換えることはしません。
三つの締切を同じ時刻にしない
売場が補充希望を出す期限、出荷側が受け付ける期限、施設が受け取れる期限は違います。担当者の確認時間が必要なら、その時間を見込んで売場側の連絡期限を置きます。締切ぎりぎりに商品数だけを伝えるのではなく、規格、必要な数量、販売に使いたい日をそろえます。
例えば架空の運用で、配送側の集荷が夕方でも、出荷担当が昼までに数量を知る必要がある場合があります。昼という時刻を推奨しているわけではありません。自社の実際の作業を確認し、回答をもらってから補充案内を確定する順序が重要です。
| 区間 | 確認する相手 | 確かめる条件 |
|---|---|---|
| 売場→出荷担当 | 在庫を確保する担当 | 規格・数量・判断に必要な時間 |
| 出荷→運送 | 使用する運送会社 | 集荷可能日と対象サービス |
| 到着→荷受け | 施設・受取担当 | 入口・受取枠・保管 |
| 荷受け→販売 | 売場担当 | 検品と登録確認の完了時点 |
残数だけでなく、残る販売時間も見る
発注する前に、現在の販売可能数、確保済みの入荷、残る営業時間を合わせて見ます。同じ残数でも、初日夕方と最終日の閉店前では意味が異なります。補充が販売終了後になるなら、数量を急いで増やすより、次の販売先や見送りを検討する必要があります。
需要の見込みは確実な予約と分け、直近の販売数だけで会期末まで同じ速度が続くと決め付けません。複数の見込みで残品がどれくらい変わるかを確認し、追加配送の負担や保管条件も考えます。ここでの計算は運営用の仮説であり、利益や完売を保証するものではありません。
予定、出荷済み、販売可能を分けて知らせる
出荷担当が検討している段階では、売場へ「補充確認中」と伝えます。送り状が出た段階、実際に荷物を引き渡した段階、施設で受け取った段階も分けてください。来場者へ確定していない販売再開時刻を約束せず、どの情報が確認できたかに応じて案内します。
締切を過ぎた後の依頼は、特別な配送が使えると独断で進めず、費用と施設の受取条件を責任者が確認します。結果を翌日の補充表へ残し、繰り返す場合は連絡時点や商品構成を見直します。急いだ回数ではなく、売場で使える時間に商品が届いたかを振り返ります。
参照資料と確認範囲
以下は制度・用語・公式の取扱いを確認した資料です。作業手順、比較の視点、記入例は当サイトの編集提案です。個別の契約・施設・製品には、その条件を確認して適用してください。
- 中小機構 J-Net21:小売業の仕入ポイント ↗
確認日 2026-10-29 / 納品までの期間・輸送手段・納品場所、損傷品や残品の取引条件を確認する考え方を参照。催事ごとの納期・返品条件を保証しない。

