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実務ガイド

催事の採算と補充を考える:日別在庫・売上表

売れた数、残った数、現金の動きを分けると、次の仕入れを考えやすくなります。

編集日:2026-10-28 / 出典の確認日は各資料に記載

このページの目次
  1. 出店の費用と商品の原価を分ける
  2. 数量は、開店から閉店までつなげる
  3. 補充は売れ行きと届く時間で決める
  4. 売上と手元のお金を分けて振り返る

こんな方に短期販売の在庫と費用を管理する出店責任者

このページでできること売上だけに偏らず、費用・在庫・補充条件を毎日確認する。

1. 出店の費用と商品の原価を分ける

会場使用料、輸送、什器、スタッフ、交通宿泊など、販売数量によらず発生しやすい費用を先に並べます。商品の仕入原価や販売額に応じた手数料は別に記録し、固定か変動かを契約の計算方法で確認します。最低保証のある手数料などは単純な割合で扱えないため、条件をメモします。

管理表では税込・税別、返品、値引き、手数料の計算基準をそろえます。売場の税込価格から、そのまま税別原価を引くような比較をしないでください。ここで扱うのは出店判断のための管理用の整理であり、税務申告や正式な会計処理は自社の担当へ確認します。

2. 数量は、開店から閉店までつなげる

商品別の期末在庫は、期首在庫に入荷と販売可能な返品を加え、販売、廃棄、試食利用、移動を差し引いて確かめます。売れなかった商品も紛失した商品も一緒に「残り」とすると原因が分かりません。現物数と帳簿数に差が出たら、日をまたぐ前に移動や入力漏れを調べます。

サイズや味など補充判断に必要な単位で商品を分けます。一方で、現場が記録できないほど細かくしないことも大切です。開店前の担当、途中で補充した担当、閉店時の確認者を決め、数量を後から思い出して埋める運用を避けます。

日別在庫・費用・入金確認表

編集部作成の架空の記入例・作業用ひな形です。実際の条件に置き換えてください。入力は送信・自動保存されません。移動前にCSV保存できます。

項目予定・期首増減・実績閉店時/差異確認者・次の対応

3. 補充は売れ行きと届く時間で決める

売れている商品でも、補充便が会期終了後に届くなら役に立ちません。在庫数だけでなく、発注から到着までの時間、施設の受取り可能時間、保管場所、販売期限を合わせて考えます。食品の保存や安全の条件は商品と施設に応じて確認し、売上を優先して変更しないでください。

補充の目安は、次の納品までに必要と見込む数量に、欠品に備える数量を加えて現在庫と比べる方法があります。ただし初回は需要の実績がなく、曜日や天気、イベントで動きます。仮の見込みとして根拠と更新時刻を記録し、確実に売れる数量とは扱わないことが大切です。

状態確認すること判断例
売れ行きが予想より速い残日数・補充到着・保管容量受取り可能なら数量を見直す
残数が多い今後の販売見込み・返品条件追加発注を止めるか検討する
帳簿と現物が違う販売入力・移動・試食・破損理由を確認するまで数字を確定しない

4. 売上と手元のお金を分けて振り返る

現金で受け取った額、カード売上、施設が一括精算する売上は入金時期が違うことがあります。売上が計上されても支払いに使える現金があるとは限りません。請求と入金の予定日を記録し、未入金を未販売と混同しないようにします。売上から費用を引く際も二重控除に注意してください。

会期後は、売上の大きさだけでなく、残品の行き先、廃棄、追加配送、投入時間を合わせて確認します。採算が合わない理由を客数不足だけに決めず、商品構成、発注量、手数料、運営負荷を分けて見ます。次回は比較できる条件を残し、一つずつ変更を検討しましょう。

作業を終える前の確認

チェック状態だけをこのブラウザーに保存します。記入表の内容は保存しません。

参照した一次資料

公式資料の確認範囲は下記のとおりです。手順・記入例は当サイトで編集しました。製品や開催回、契約ごとの条件は該当する最新の資料で確認してください。