迷ったときに確かめる
催事出店:前回より売上が低いとき、単純比較してよい?
総売上が下がった理由を、一つの原因に決めつけないようにします。比べられる時間と条件をそろえてから中身を見ます。
こんな方に短期催事の販売・在庫・精算を担当する人
このページでできること開催日数や時間の異なる催事をどう振り返るかについて、判断に必要な情報と担当をそろえる。
先に前回と今回の違いを書く
前回より売上が低くても、営業日数や時間、区画が違えば、そのまま商品の評価にはできません。比較表の最初に日程、営業時間、販売商品、価格、区画、欠品の有無を並べます。合計を割った一日平均だけでも、休日と平日の構成が変われば解釈が変わります。
不足した記録は未記録とし、記憶で正確そうな数字を補いません。特に通行量や天候が原因だと述べる場合は、観測や公式情報など、根拠を確認できるかを別に点検します。
違いを消すのではなく比較の範囲を選ぶ
同じ条件の時間帯だけを比べる方法と、会期全体の結果として比べる方法を分けます。都合のよい時間だけを選んで成果を大きく見せず、選んだ範囲と除外した理由を説明します。商品構成が違うなら共通商品の販売数と、全体売上を別欄に置きます。
| 変わった条件 | 比較の進め方 |
|---|---|
| 日数や営業時間 | 合計と対応する日・時間の記録を併記 |
| 商品構成 | 共通商品の数量と全体を分ける |
| 欠品 | 販売できた時間と欠品時間を区別 |
| 売場位置 | 動線の違いを事実として残す |
次回変えることを一つ選ぶ
架空例では、今回は主力商品の欠品が早く、共通時間帯では会計件数が前回と近かったため、次回は補充時刻を検証する案にしました。これだけで売上減の全てを欠品のせいとは言えませんが、確認する課題を具体化できます。
結果表には、分かったこと、まだ分からないこと、次回測ることを残します。再出店の提案へ進むときは、その区別を保ち、改善すれば必ず売上が伸びると施設へ保証しないようにします。
この手順について
このページの作業手順と記入例は、当サイトが編集した提案です。実在する店舗・企業の運用実績や、制度上の義務を示すものではありません。採用する際は実際の運用条件に合わせて調整してください。

